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イタリア代表 バロテッリ“差別発言”を謝罪「自分は面白いと思ったけど」

[ 2014年12月3日 20:54 ]

自身のインスタグラムでの投稿が問題となっているリバプールのイタリア代表FWバロテッリ(AP)

 お騒がせ男で悪童と呼ばれるリバプールのイタリア代表FWバロテッリが“差別発言”を謝罪した。2日、自身のツイッターに「もし誰かを傷つけたとしたら、謝りたい」と記した。

 事の発端は、1日に自身のインスタグラムへの「人種差別主義者になるな」という投稿。名作ゲーム「スーパーマリオブラザーズ」のキャラクター、マリオの画像とともに「マリオのようになろう。日本人につくられたイタリア人配管工は、英語を話し、見た目はメキシコ人のようだ」と反差別を訴えた。しかし、続けて「黒人のようにジャンプして、ユダヤ人のようにコインを集めよう」とユダヤ人を揶揄(やゆ)し差別するような表現があったことで非難を浴び、イングランド協会が処分を検討する事態に発展していた。

 バロテッリはツイッターで「投稿はユーモアで反差別を訴える意図だった。今は文脈が正反対の影響があったと理解している。メキシコ人が全員ひげを生やしているわけじゃないし、黒人がみんな高く跳べるわけじゃないし、ユダヤ人が全員お金が好きなわけじゃない。自分は面白いと思ったけど、侮辱を意図していない。改めて謝りたい」と弁明し、謝罪した。

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2014年12月3日のニュース