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モウリーニョ監督 今季初の無得点も余裕「ネガティブな要素ない」

[ 2014年11月30日 18:01 ]

チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督 (AP)

プレミアリーグ第13節 チェルシー0―0サンダーランド

(11月30日)
 プレミアリーグは29日に第13節全10試合のうち8試合が行われ、チェルシーはアウェーでサンダーランドと対戦した。

 前半16分、MFウィリアンがフリーで右足を振り抜くもポストに嫌われ、続く前半30分にもペナルティエリアに進入したDFイバノビッチがウィリアンからボールを受け、フリーでシュートを放つもサンダーランドのGKパンティリモンの好セーブに阻まれた。結局、後半は見せ場を作れず、試合はスコアレスドローに。

 欧州チャンピオンズリーグ・グループステージを含めて今季初めて得点を挙げることができず、第10節から続く連勝も3で止まったチェルシーだが、ジョゼ・モウリーニョ監督(51)は「何もネガティブな要素はない。我々は勝ち点3のためにプレーしたが、相手は勝ち点1を取るためにプレーしていたということだからね」とサンダーランドの守備重視のプレーに、この結果もやむなしという様子だった。

 「守備重視という相手の姿勢が悪いと言っているのではない。それも戦略だ」と誤解を解くモウリーニョ監督はさらに「我々は終始ボールを支配していたが、相手の守備ラインが素晴らしく得点できなかった。試合終盤にドログバなど選手を立て続けに投入して守備を崩しにかかったがダメだった。まあ、サッカーというものはむずかしいね」と続けた。

 チェルシーは引き分けでもなお、勝ち点33で2位・サウサンプトンに7ポイント差をつけての首位という状況。指揮官のコメントにも余裕を感じさせた。

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2014年11月30日のニュース