柿谷、途中出場も無得点　決勝Ｔ進出懸けてリバプールと直接対決へ

＜バーゼル０―１Ｒマドリード＞後半、途中出場したバーゼルの柿谷

欧州ＣＬ１次リーグＢ組 バーゼル０―１レアル・マドリード

（11月26日 バーゼル）
　柿谷は昨季王者レアル・マドリード相手に攻勢を強めた試合終了間際に出場したものの、効果的な働きができなかった。

　後半ロスタイムにふわりと浮かんだこぼれ球に合わせて右足を振り抜いたが、シュートはゴールのはるか上へ。その直後に出したスルーパスは強すぎてＧＫにおさえられた。

　ソウザ監督が「選手たちが私の考えを理解してきた」と手応えを口にしたように、チームは激しい運動量でレアル・マドリードと接戦を演じた。

　勝ち点６でＢ組２位のバーゼルは、最終節で勝ち点４で同組３位のリバプールと、決勝トーナメント進出を懸けてアウェーで直接対決をむかえる。指揮官は１０月１日ホームで撃破（１―０）した強豪相手に、アウェーでも「強いチームでもどんどん戦える」と自信をのぞかせた。