×

天皇杯決勝はG大阪VS山形! G大阪、3冠へ5発圧勝!

[ 2014年11月26日 20:52 ]

<天皇杯G大阪・清水>前半、G大阪・パトリックがヘディングでゴールを決める

 第94回天皇杯全日本サッカー選手権は26日、味の素スタジアムなどで準決勝2試合が行われ、G大阪とJ2山形が12月13日に日産スタジアムで行われる決勝戦進出を決めた。G大阪は5―2で清水に圧勝。J2山形は3―2でJ2千葉に競り勝った。

 清水東高(静岡)時代の同級生で、堀池巧氏(49)も含めて“清水三羽ガラス”と呼ばれた長谷川健太監督(49)率いるG大阪と、大榎克己監督(49)率いる清水が対戦した1戦は、前半から激しい点の取り合いとなった。

 G大阪が前半9分にFW宇佐美貴史(22)のゴールで先制すると、同14分にはブラジル人FWパトリック(27)のゴールで2点をリード。だが、清水が同20分にFW加賀美翔(20)のプロ初ゴールで1点を返すと、同24分にはMF高木善朗(21)の2試合連続ゴールで同点に追いついた。

 しかし、G大阪はここから強かった。前半37分にパトリックのこの試合2点目で1点を勝ち越すと、後半27分にも宇佐美の2点目で2点をリード。同40分には、途中出場のブラジル人FWリンス(27)が“仕上げ”のゴールを決めて、最後は5―2で圧勝した。

 一方、J2勢同士の対戦となったもう1試合も、前半から点の取り合い。山形が前半2分にFW山崎雅人(32)のゴールで先制すると、千葉は同23分にDF竹内彬(31)のゴールですかさず同点。山形が同33分に韓国人MF金範容(キム・ボムヨン=24)のゴールで勝ち越すと、千葉は後半10分にMF谷沢達也(30)のゴールで振り出しに戻した。

 だが、山形は後半26分にDF山田拓巳(25)のゴールで勝ち越し。ともにリーグ戦ではJ1昇格プレーオフ進出を決めている千葉との“前哨戦”に勝って決勝進出を決めた。

 今季J2からJ1に昇格したG大阪はすでにナビスコ杯を制し、残り2試合となったJ1リーグ戦では首位・浦和に勝ち点2差の2位。天皇杯も決勝進出を決め、夢の3冠へと突き進む。

 

 

続きを表示

2014年11月26日のニュース