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玉田 今季限りで名古屋退団 海外含め現役続行希望

[ 2014年11月26日 05:30 ]

元日本代表FW玉田が今季限りで名古屋を退団することが決定した

 元日本代表FW玉田圭司(34)が今季限りで名古屋を退団することが25日、決まった。玉田はケガの影響もあり、今季のリーグ戦はここまで16試合2得点にとどまり、チームも12位と低迷。この日、玉田本人にチームが来季、契約を結ばない方針を通達した。

 クラブ幹部は「チームのレジェンドで多大な感謝はしている。だが、次の時代に向かわなくてはならず、苦渋の決断」と説明した。

 玉田は06年に柏から名古屋に加入し、リーグ初制覇を成し遂げた10年11月20日の湘南戦では決勝点を挙げるなど黄金時代を築き上げた。さらに日本代表としても06年、10年と2度のW杯出場。06年ドイツ大会では1次リーグのブラジル戦では先制点を挙げた。技術とドリブル突破はJ屈指。国内では数少ない見せられる選手で名古屋でも1、2位の人気を誇る。29日のホーム最終戦・大宮戦後、サポーターにあいさつをする予定となっている。

 玉田は現役続行を希望。関係者によると、国内だけではなく米国やオーストラリアなど海外も含めて新天地を検討する。

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2014年11月26日のニュース