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後半48分カカウ弾!C大阪ドローも崖っ縁 扇原「信じるしか…」

[ 2014年11月23日 05:30 ]

<仙台・C大阪>仙台と引き分け、ピッチを後にする南野らC大阪イレブン

J1第32節 C大阪3―3仙台

(11月22日 ユアスタ)
 起死回生のスーパーゴールでC大阪がわずかな望みをつないだ。後半43分に仙台に勝ち越され、敗色濃厚で迎えたロスタイム。MF扇原のパスを右サイドで受けたカカウが、ワントラップから迷いなく右足を振り抜く。低弾道の強烈な一撃は逆サイドのネットに突き刺さり、土壇場で3―3の同点に追いついた。

 「難しい角度だったけど、相手に当たらず狙い通りだった。でも、勝利につながる活躍をしたかったから残念」

 17位からの浮上はならず、残留ゾーンの15位清水との勝ち点4差はそのまま。依然、降格のピンチに変わりはない。

 ただ、残り2試合へ期待を抱かせる好材料もあった。前半17分で2点を失ってから追いつき、勝ち越されても最後に引き分けに持ち込んだ。最近にはなかった前線の破壊力を取り戻した。

 次節は3位の鹿島と今季ホーム最終戦。敗れれば無条件でJ2降格が確定し、勝った場合でも降格が決まる可能性がある絶体絶命の状況。扇原は「まだ可能性はある。信じてやるしかない」と必死で自らに言い聞かせた。

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2014年11月23日のニュース