Ｇ大阪、直接対決制して浦和に２差肉薄！　値千金弾の佐藤「優勝したい」

＜浦和・Ｇ大阪＞後半４３分、ゴールを決め、歓喜のＧ大阪・佐藤（左）

Ｊ１第３２節 Ｇ大阪２―０浦和

（11月22日 埼玉）
　Ｊ１第３２節は２２日、各地で９試合が行われ、２位のＧ大阪が敵地の埼玉スタジアムで首位・浦和に２―０で勝って勝ち点を５９に伸ばし、勝ち点６１の浦和に２差と肉薄した。

　０―０で迎えた後半４３分にＦＷ佐藤、４分が掲示されたロスタイム突入後の同４８分にＭＦ倉田と途中出場の２人が立て続けにゴールを決めた。

　値千金の先制ゴールを決めたＦＷ佐藤は、後半３７分にＦＷパトリックと交代で出場したばかり。「ここまで勝利に貢献できていなかったので、こういう形で勝利に貢献できて良かった」と９月２０日のＣ大阪戦以来となる今木２ゴール目に声を弾ませた。

　Ｇ大阪はワールドカップ（Ｗ杯）ブラジル大会によるリーグ中断前の５月には浦和と勝ち点１４差の１６位でＪ２降格圏に低迷。だが、７月の中断明けからいきなり５連勝を飾ると、その後は２試合勝ちなしを挟んで今度は７連勝。各チームをごぼう抜きして、第２７節で今季初めて２位に浮上した。

　浦和との直接対決も制し、これで中断明けは１４勝２分け２敗と驚異的な勝率。それでも佐藤は気を緩めず、「まだ２位なので、この勝利が意味のないものにならないように次も勝って優勝したいです」と言い切った。