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日本、中国に敗れ4強逃す ブラインドサッカー世界選手権

[ 2014年11月22日 05:30 ]

<日本・中国>PK戦で中国(手前)に敗れた日本

 視覚障害者らで行うブラインドサッカーの世界選手権第6日は21日、国立代々木競技場フットサルコートで準々決勝4試合を行った。1次リーグB組2位の日本は同A組2位の中国と対戦し、0―0で前後半を終え、PK戦1―2で敗れた。目標の4強入りを逃し、優勝国に与えられる16年リオデジャネイロ・パラリンピック出場権の獲得もならなかった。5~8位を決める順位決定トーナメントに回り、22日にドイツと対戦する。

 ≪PK戦サドンデスで…≫日本は、中国の攻撃を体を張ってしのいだ。3人ずつ蹴り合うPK戦では0―1と追い込まれながら3人目の川村怜が相手GKの手をはじくシュートを決めてサドンデスに持ち込んだ。前回大会3位の強豪相手に手応えの残る敗戦。落合啓士主将は「試合内容は自分たちのプラン通り。まだ世界の壁があるということ」と納得顔。パラリンピック出場権獲得は来年のアジア予選に持ち越されたが「まだ終わっていない。5位を目指す」と順位決定トーナメントに気持ちを切り替えた。

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2014年11月22日のニュース