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W杯招致不正疑惑 倫理委「報告書」独立機関が精査

[ 2014年11月22日 05:30 ]

 FIFAは20日、W杯18年ロシア大会と22年カタール大会の招致不正疑惑について倫理委員会が調査した報告書を、独立機関の監査・法令順守委員会が精査すると発表した。

 倫理委調査部門による報告書を基に、裁定部門責任者のエッカート氏が13日、不正の十分な証拠がなく両W杯の開催は妥当とする声明を発表。これに対し、調査部門責任者のガルシア氏が「声明文に報告書の内容と異なる部分がある」と訴えたため、2人は20日に会談して理事会が最終判断するための精査が必要との見解で合意した。また、FIFAのブラッター会長は全文公開を拒否している報告書について、記載人物の同意があれば公にできる可能性があるとの見方を示した。

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2014年11月22日のニュース