武藤&柴崎1号は変更なし…9・9ベネズエラ戦が没収試合に

[ 2014年11月20日 06:40 ]

9月9日のベネズエラ戦で代表初ゴールを決めたFW武藤

 メモリアルゴールがあわや幻に――。日本代表が2―2で引き分けた9月9日の親善試合ベネズエラ戦(日産ス)の結果が、国際サッカー連盟(FIFA)の公式サイト上で3―0の没収試合扱いとなっていることが19日、判明した。記録上は日本の快勝となり、アギーレジャパン1号のFW武藤(FC東京)、MF柴崎(鹿島)のともに代表初ゴールが消滅した形となった。

 発端はベネズエラの違反行為にあった。日本協会によれば、日本戦に先発したベネズエラ代表FWのS・ロンドンは、日本戦の4日前の韓国戦で退場処分を受け、出場停止中だった。日本協会は試合後、その事実に気付き、FIFAにリポートを提出。結果、ベネズエラに没収扱いとする厳しい処分が下された。

 ここで問題になったのが公式記録の扱いだ。没収試合は通常、実際のスコアに関係なく3―0となる。そのため得点者などが取り消される可能性もあった。ところが、日本協会が確認したところ、日本の記録は原則、残されるという報告を受けた。数日後にFIFAから返答が届き、原専務理事はこの日「ベネズエラのミス。こちら側に不利益は生じないとのことだった」と説明。2―2のスコア、各選手のキャップ数、得失点などは変更なしとなった。

 日本協会は今後、ベネズエラ戦に関しては注釈を付け、ベネズエラ側に違反行為があり没収試合扱いとなったことなどの説明を加える方針だ。原専務理事によると、出場停止の選手名などが通知されるW杯予選やアジア杯のような公式戦では「起こり得ないこと」。親善試合だからこその“珍事”だった。

 日本側は第三者扱いのため、FIFAから処分は下されない。だが、ベネズエラの愚行により武藤、柴崎の記念すべきゴールがいわく付きとなってしまった感は否めない。

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