アーセナル指揮官　ポドルスキー移籍を否定「そんな話はない」

アーセナルのアーセン・ベンゲル監督　（ＡＰ）

　今季のプレミアリーグ出場はたった４試合で、９０分間のフル出場もないアーセナルのＦＷポドルスキーは「今日のサッカー界はどんなことも起り得る」と出場機会を求めて移籍をほのめかしている。

　セリエＡのナポリへ移籍という報道もあるが、ベンゲル監督は「報道されている条件額がポドルスキーにマッチしていないし、そもそもそんなオファーもない」とこの移籍話を強く否定。

　さらに「ドイツ代表のポドルスキーはＷ杯決勝まで戦い、他の選手に比べてチームに遅く合流した。その影響もあり、まだ体調が万全ではない」と少ない出場機会について説明した。

　また、ポドルスキー同様に今夏のＷ杯でコスタリカ代表として素晴らしい活躍を見せたＦＷキャンベルも出場機会が恵まれずに不満があると伝えられているが、「言われていることは事実ではない。アーセナルは世界のベストクラブの一つで、よい選手がたくさんいる。我慢しなければならないこともあるし、チャンスはきっと来る」と優等生のコメントを残していた。