香川　長居で“凱旋”復活弾だ！Ｃ大阪時代の本拠、初心に帰る

ボール回しで軽快な動きを見せる日本代表ＭＦ香川（左）

キリンチャレンジ杯 日本―オーストラリア

（11月18日 長居）
　５戦連続不発中の日本代表ＭＦ香川が“凱旋試合”で復活弾を狙う。６月６日のザンビア戦を最後にゴールから見放されており、オーストラリア戦で得点できなければ、１０年９月７日のグアテマラ戦から１１年１月７日のサウジアラビア戦まで続いた６試合連続ノーゴールの自己ワーストに並ぶ。６―０で大勝した１４日のホンジュラス戦は一人蚊帳の外に置かれ「今度はチームとともに結果を残したい」と力を込めた。

　決戦の舞台・ヤンマースタジアム長居はプロのキャリアをスタートさせたＣ大阪時代の本拠地。日本代表として長居のピッチに立った試合は４戦全勝で、１１年１０月１１日のタジキスタン戦で２ゴールを記録するなど抜群の相性を誇る。「初心に戻るわけではないけど、新たに４年後を目指す上で長居で試合をできるのはいい」。アジア杯前最後の国際Ａマッチで結果を出し、上昇気流に乗る。