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18,22年W杯招致…調査責任者が提訴“証拠ねじ曲げられた”

[ 2014年11月15日 05:30 ]

 FIFA倫理委員会の調査部門責任者で、18、22年W杯招致疑惑の調査報告書を作成したマイケル・ガルシア氏は13日、FIFAが「不正はなかった」と発表した声明と報告書の内容に食い違いがあるとして、FIFA上訴委員会に訴える意向を明らかにした。

 声明は倫理委裁定部門責任者のエッカート氏が発表したもので、18年ロシア大会と22年カタール大会の招致活動で「品位を損なう複数の出来事が認められた」としながらも「再投票を支持する証拠は何もない」とし開催は妥当と結論づけた。

 しかし、ガルシア氏は「結論には著しく不完全な事実や調査内容と異なるものが非常に多く含まれている」と、幕引きを図りたいFIFAが自身の報告をねじ曲げたと主張した。

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2014年11月15日のニュース