豊田でトヨグバ弾!起用に感謝の一撃、代表定着「1歩前に」

[ 2014年11月15日 05:30 ]

<日本・ホンジュラス>後半24分、豊田はチーム5点目となるゴールを決め、飛行機ポーズで喜ぶ

キリンチャレンジカップ2014 日本6―0ホンジュラス

(11月14日 豊田ス)
 ネットを揺らすと、豊田は、GK川島のお株を奪うドヤ顔で両手を広げて走った。4―0の後半24分、ゴール前でボールをキープした香川がつぶれて生まれたこぼれ球に反応。右足で確実に仕留めた。

 13年7月25日のオーストラリア戦でのデビューから5戦目で決めた国際Aマッチ初得点。後半18分からの途中出場で結果を出し「(ボールが)来い、来い、と思っていた。ゴールを決めることができて1歩前に進めた」と胸を張った。

 試合後、アギーレ監督に「ありがとうございます」と起用に対する感謝を伝えると、日本語で「どういたしまして」と返され、スペイン語で「君はストライカーだ」と称えられた。アギーレジャパン発足後、皆川、大迫らが起用された1トップのポジション。現在は岡崎が定位置争いをリードするが、パワープレーなど、攻撃の幅を広げるポストタイプとして来年1月のアジア杯メンバー入りを猛アピールした。

 今季Jリーグ15ゴールは得点ランク首位タイ。パワフルなスタイルがコートジボワール代表FWドログバ(チェルシー)と重なることから「トヨグバ」の愛称を持つ。得点力に疑いの余地はないが、日本代表の過去4試合は連係面の問題もあり本田ら中盤の選手からパスが出て来ず、冗談交じりに「嫌がらせですかね」と嘆いたこともある。反省を生かして動きだしを工夫したこの日は、欲しいタイミングでボールが入り「ボールを出してくれるようになったことが僕の中では一番大きい」とうなずいた。

 星稜高、名古屋時代の本田の1学年先輩で、08年北京五輪では3戦全敗に終わった日本で唯一のゴールを記録。J2山形時代の07年には接触プレーで小腸破裂の大ケガを負い、命の危険にさらされた経験もある。「自分は1歩ずつ階段を上がってきた。2点目を決めるチャンスもあったので、そこは反省して、次につなげたい」。波瀾(はらん)万丈のサッカー人生を乗り越え、目標のA代表定着が現実味を帯びてきた。

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