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香川、驚速20発へ!代表デビューの地でカズ&ゴン超えなるか

[ 2014年11月12日 06:31 ]

練習でシュートを放つ日本代表MF香川

キリンチャレンジ杯 日本―ホンジュラス

(11月14日 豊田ス)
 日本代表MF香川がデビュー戦の地で節目の20得点目を狙う。岡田ジャパン時代の08年5月24日、豊田スタジアムで行われた親善試合のコートジボワール戦で国際Aマッチ初出場を果たした。それから60試合を経験したが、代表への思いは色あせない。中部国際空港着の航空機で帰国し、午後の練習から合流すると「常に代表は思い入れのある場所。特別な場所というのはある。クラブと代表は違うけど、しっかり切り替えて臨みたい」と訴えた。

 現在、通算19得点。ゴールを決めれば25歳242日での“大台”到達となる。J2横浜FCのFW三浦知良や、元日本代表FW中山雅史を抜き、68年メキシコ五輪得点王のFW釜本邦茂、FW岡崎に続く3番目の若さでの達成。中盤を本職としてきた選手としては異例の早さとなる。

 追い風も吹く。今回の合宿ではザックジャパンで主力として共にプレーしてきた遠藤、今野が復帰した。この日の練習では3人で中盤を構成しプレーした。「うまくバランスが取れると思うし、いつもやっているので分かり合えている」。インサイドハーフという慣れないポジションだが“相棒”を味方に付け、攻守で奮闘する構えだ。

 初招集された10月のジャマイカ戦で脳振とうに見舞われ、合宿を途中離脱。アギーレジャパンでは結果を残せていない。それでも「スタイルを構築している最中だが、この2試合をしっかりやって、いい手応えを感じられればいい」と力を込める。もちろん目指すのは来年1月に行われるアジア杯の連覇。そのためにも日本のエースがデビュー戦の地でメモリアル弾を決め、力を示す。

 ▽香川の代表デビュー 08年5月24日のコートジボワール戦で香川は後半30分、松井に代わって右サイドで途中出場した。19歳68日での国際Aマッチデビューは、戦後では史上5位の年少記録だった。しかし、パスが回ってこない状況でシュートなしに終わった。試合は前半21分に玉田が決めたゴールを守り切り、1―0で勝った。

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2014年11月12日のニュース