長崎、２年連続のＰＯ進出逃す　２０位東京Ｖとスコアレスドロー

Ｊ２第４０節 長崎０―０東京Ｖ

（11月9日 長崎県立）
　Ｊ２第４０節は９日、各地で１１試合を行い、前節１２位の長崎はホームで２０位の東京Ｖと０―０の引き分けに終わり、２年連続となるＪ１昇格プレーオフ進出の可能性が消滅した。

　前回対戦した３月３０日の第５節では、敵地で５―１と圧勝した東京Ｖが相手だったが、Ｊ２残留が懸かる相手の気迫がこもった守備に最後までゴールを割れずにスコアレスドロー。

　ゲームキャプテンを務めたＭＦ三原雅俊（２６）は前半１２分の接触プレーで左目の下を切って出血しながら最後まで奮闘したが、勝利に手は届かなかった。

　三原は「チャンスもあったので、引き分けはもったいないというか悔しい」と厳しい表情。それでもホーム最終戦となる次節１５日の京都戦後には、今季限りで現役引退することを発表したＭＦ佐藤由紀彦（３８）のセレモニーもあるだけに「ユキさんのためにも（次は）必ず勝ちたいと思います」と勝利を誓った。