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香川 スルーパスで先制起点も…“神話”崩れた5連敗 

[ 2014年11月3日 05:30 ]

<バイエルンM・ドルトムント>前半、攻め込む香川

ブンデスリーガ第10節 ドルトムント1―2バイエルンM

(11月1日)
 ドルトムントの日本代表MF香川は鋭いスルーパスで先制点の起点になったが、逆転で敗れて5連敗を喫した。4―3―1―2のトップ下で先発して迎えた前半31分。ハーフウエーライン付近の右寄りでオーバメヤンにパスを通し、ロイスの先制点を生んだ。

 「(ボールを)取ってからの早いカウンターというのは僕たちの武器。それが凄く表れたゴール」。後半14分には中央で受けた香川は反転シュートで決定機をつくった。だが、26分に交代すると、その後はなすすべなく2点を失った。

 宿敵バイエルンMとは復帰前に5度対戦して全勝。“キラー”としての活躍を期待されたが、神話も崩れた。「その時はもっと守っていたイメージがあった。普段と比べたら僕自身の攻撃の回数も多かったので、そんなに疲れはしなかった」と不完全燃焼。2部と入れ替え戦を行う暫定16位に後退した。香川は「70分すぎまでは相手にもチャンスがあった中で耐えていた。多少は運もあるかなと思いましたけど、そう甘くはなかった」と肩を落とした。

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2014年11月3日のニュース