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G大阪、暫定首位ならず!次節は首位・浦和と直接対決

[ 2014年11月2日 17:13 ]

J1第31節 G大阪1―1仙台

(11月2日 万博)
 J1第31節は2日、各地で8試合が行われ、逆転優勝を目指す前節2位のG大阪がホームで同14位の仙台と1―1で引き分け、暫定首位浮上を逃した。

 G大阪は後半1分、MF大森晃太郎(22)の2試合連続ゴールとなる今季5得点目で先制。1点リードのまま90分を経過し、4分が掲示されたロスタイムを守り切れば、この日試合がなかった浦和を抜いて暫定首位に立つはずだった。

 しかし、ロスタイムに入った後半48分、元日本代表FW柳沢敦(37)に今季初ゴールを決められ、痛恨の1―1ドロー。

 長谷川健太監督(49)は「もったいない試合ですけど、内容が良くないんで最後にああいう展開になっちゃうというのを象徴しているような試合だった」と悔しそうに振り返った。

 ワールドカップ(W杯)ブラジル大会によるリーグ中断前の5月には浦和と勝ち点14差の16位でJ2降格圏に沈んでいたG大阪だが、中断明けの7月以降は各チームをごぼう抜き。第27節で今季初めて2位に浮上し、この日、勝てば暫定首位に立つところまではこぎ着けた。

 「緊張感も多少あったのか、勝てば首位とか、暫定でとか…。チームとして色気が出たのかもしれない。まだまだ力が足りない」と長谷川監督。次節の11月22日には、浦和との直接対決も控えるが、「本当にタフな試合になると思うし、すべてを両チームが出し合う試合になる。いい結果を出して帰って来られるように頑張ってきたい」と結んだ。

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2014年11月2日のニュース