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香川先制起点も…ドルトムント、バイエルンMに逆転負けで5連敗

[ 2014年11月2日 04:24 ]

前半、先制ゴールを決めたマルコ・ロイス(11)を祝福する香川(7)らドルトムントの選手たち(AP)

ブンデスリーガ第10節 ドルトムント1―2バイエルン・ミュンヘン

(11月1日)
 ブンデスリーガ10節が1日に行われ、日本代表MF香川真司(25)が所属するドルトムントはアウェーで首位バイエルン・ミュンヘンと対戦し、1―2で逆転負けを喫してリーグ戦5連敗となった。香川はトップ下で先発して前半31分には先制点の起点となる活躍を見せたが、後半26分にピッチを退いた。

 15位に低迷するドルトムントとここまでリーグ戦無敗で首位を走るバイエルンMとの一戦。ドルトムントは苦戦が予想されたが、香川が在籍した2010~11年、11~12年の2シーズンはバイエルンMに4戦全勝というデータがあり、“バイエルン・キラー”として期待が懸けられていた。

 1カ月半ぶりにゴールを決めた10月28日のドイツ杯2回戦から中3日。香川はこの日も動きが良く、中心となって攻撃を組み立て、守備ではシャビ・アロンソをマークして決定的な仕事をさせず。バイエルンMが主導権を握る展開が続いたが、前半31分にはカウンターから香川が起点となり、右サイドを走るオーバメヤンにワンタッチでパスを出すと、オーバメヤンが素早くゴール前にクロス。ロイスがヘッドで叩き込み、先制点を挙げた。

 後半もレバンドフスキのシュートをGKバイデンフェラーが左足で防ぐなど、バイエルンMの猛攻をドルトムントがしのぐ展開。香川は後半14分には鮮やかなターンで相手をかわして左足で惜しいシュートを放つなど、後半も持ち味を発揮する。しかし同26分にグロスクロイツと交代してピッチを退くと、ドルトムントは直後にレバンドフスキに同点ゴールを許して1―1と試合は振り出しに。同40分にはDFスボティッチがリベリを倒してPKを献上し、ロッベンにきっちり決められて勝ち越しを許した。

 試合はそのまま終了し、ドルトムントはリーグ戦7試合未勝利で16位に転落。バイエルンは7勝3分けと無敗をキープし、勝ち点を24に積み上げた。

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2014年11月2日のニュース