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徳島 J2降格決定 C大阪に“引導”渡され1年で逆戻り

[ 2014年10月22日 20:55 ]

<C大阪・徳島>前半、杉本(左奥)のクロスがオウンゴールを誘い同点に

J1第29節 徳島1―3C大阪

(10月22日 金鳥スタ)
 まだ5試合を残し、徳島のJ2降格が決まった。J1第29節は22日、各地で9試合が行われ、前節まで勝ち点13で最下位の徳島はアウェーでC大阪と対戦。前半8分にFW衛藤のゴールで先制したが痛恨の逆転負けを喫し、最下位の18位が確定した。

 徳島にとって無情のホイッスルがピッチに鳴り響いた。降格決定の色が濃くなる中で、前節18日のホーム・神戸戦は意地のドローで勝ち点1を奪って“延命”したが、ついに厳しい結果が現実となってしまった。

 先制点は奪った。前半8分、前線に入ったボールをFW高崎が落とし、これを衛藤が左足で合わせてゴールネットを揺らした。だが、同15分にオウンゴールで失点。後半25分にはエリア内でDF藤原がMF楠神を倒してPKを与え、これを楠神に決められて勝ち越しを許すと、同37分にもFWカカウに決められ3点目を失った。

 昨季、四国のクラブとして初のJ1昇格を果たした徳島だったが、1年目となる今季は現行90分間制での開幕ワースト記録に並ぶ開幕9連敗を喫する厳しいスタート。4月29日の第10節・甲府戦(中銀スタ)で初勝利を飾ったものの、その後も浮上のきっかけをつかめず、最下位に低迷し続けた。7月にカタールSCからブラジル人FWアドリアーノを獲得するなどの補強策も実らなかった。

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2014年10月22日のニュース