“和製シャビ”田口が代表初招集　麻也足首痛でサプライズ選出

　“和製シャビ”とも呼ばれる名古屋のＭＦ田口泰士（２３）が日本代表に初選出された。負傷のＤＦ吉田に代わるサプライズでの追加招集。クラブを通じて「代表に選ばれて正直、驚いてます。初選出となりますが、楽しんでプレーしたいと思います」と話した。

　今季の名古屋では２２試合に出場し１得点。流通経大柏高時代には２年で全日本ユース選手権、全国高校選手権の２冠に貢献し、将来を嘱望されて０９年に名古屋入り。相手パスを読んだ動きやパスさばきは出色で、西野監督は、その身体能力の高さにもほれ込んでいるという。

　ＤＦの離脱に伴うＭＦの招集となったが「（アンカーを務める）森重はＭＦ、ＤＦどちらでもできるしね」と日本協会の原専務理事。田口をアンカーに、森重をＤＦで起用するオプションもありそうだ。