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なでしこ無失点のまま決勝へ 佐々木監督、連覇の鍵は「自分たちの中に」

[ 2014年9月29日 19:24 ]

<日本・ベトナム>前半、競り合う増矢(右)

仁川アジア大会サッカー女子準決勝 日本3―0ベトナム

(9月29日 仁川)
 世界ランキング3位の日本に対し、34位と格下のベトナムに3―0で勝利。前半23分、右CKの流れからMF阪口の今大会5得点目のゴールで先制すると、後半にもセットプレーから2得点を挙げ、守っては5試合連続無失点に抑えて貫禄の勝利を収めた。

 08年2月18日の東アジア選手権・北朝鮮戦で初采配を振るってから約6年半。通算100試合目の節目を白星で飾った佐々木監督は「選手は我慢しながらしっかり戦ってくれた」と開口一番、選手にねぎらいの言葉。チーム最年少の18歳DF羽座を2試合連続スタメン起用するなど、新戦力を起用しながらも大会連覇に王手を懸けたが、「タイトルの懸かった試合を戦う中で、若い選手がたくましくなった」と若手の成長に手応えを示した。

 中1日で迎える10月1日の決勝は韓国―北朝鮮の勝者と激突する。大会2連覇への鍵は?と問われた指揮官は「自分たちの中にある」ときっぱり。「自分たちのサッカーをどれだけできるか、それに懸かっている」と、なでしこのサッカーを貫くことが金メダルへの道と語った。

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