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南野 U19代表戦意欲 残留争い渦中のセレッソは複雑な心情

[ 2014年9月29日 05:30 ]

 U―19アジア選手権に臨む日本代表に選ばれたC大阪のMF南野が28日、大阪市此花区で調整し、29日から始まる合宿に向けて意気込んだ。前日27日の首位・浦和戦に勝利し、降格圏を脱出して14位に浮上し、「ホッとしています。降格圏から脱出できたしチームとしてもよかった」と気持ちを切り替え、日の丸を背負った戦いへと視線を向けた。

 一方、煮え切らない思いを抱えているのがクラブ側だ。U―19代表が決勝まで進出した場合、南野の欠場は最大4試合に。残留争いが佳境を迎える中で26戦中24試合に出場するMFを失うのは痛手なだけに、アジア選手権初戦(10月9日)前の清水戦(同5日)での出場などを協会側に要望してきたが、現状では方針に変更がない。清水戦は2人が出場停止で右足つけ根に違和感があるフォルランもこの日は自宅療養。ライバルとの直接対決には厳しい布陣で臨むことになりそうだ。

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2014年9月29日のニュース