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W杯高額時計の授受認めた大仁会長「即刻返却する」

[ 2014年9月19日 19:09 ]

 サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会で、ブラジル連盟が出場32協会の代表らに高額の記念腕時計を贈った倫理違反の問題があり、日本サッカー協会の大仁邦弥会長は19日、授受を認めた上で広報を通じ「通常の土産セットの範囲で過度の贈答品との認識はなかったが、即刻返却する」とコメントした。

 国際サッカー連盟(FIFA)は18日、市場価値が2万5千スイスフラン(約290万円)相当の腕時計の贈与が倫理規定に抵触するとし、受け取った関係者に返却を求める文書を発表していた。返却した場合はそれ以上の追及をしない。腕時計は日本代表の合宿地、イトゥの大仁会長の客室に届けられた。大仁会長は未使用のまま、日本に持ち帰って東京都内の日本協会に保管していたという。

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2014年9月19日のニュース