×

U―21 強気の“中島節”連発「ボールをもっと入れてほしい」

[ 2014年9月19日 05:30 ]

 男子のU―21日本代表はイラク戦から一夜明け、仁川市内で調整した。前夜、ゴールを決めた中島は敗戦にも「(負けて)ウダウダ言っている人がいるとしたら意味が分からない」と“中島節”。戦前まで2戦2敗。同世代最強の相手との対戦にプレッシャーを感じていた選手もいたが「サッカーなんてただのゲーム。楽しんでやっているし、自分のためにやっている。難しいことなんてない」と、日の丸を背負う自覚も必要だが、重圧に縛られてしまっては逆効果だと説いた。

 イラク戦はチームで唯一、マンマークがついた。「自分にボールが入ればチャンスになるのは事実。ただ、自分が相手を背負っている状況で、パスを出せる選手がいない。僕自身もっと動いてフリーにならないと」と、警戒された場合の今後の打開策を明かした。だが、チームメートに直接要求はしていない。「僕からは口にしない。4、5点取っていれば説得力もあるけど、まだ1点だから。だからこそボールをもっと入れてほしい」。イラク戦では自身も決定機を外した。強気の言葉は自らにもプレッシャーを掛けるが、21日のネパール戦では発言を裏打ちする活躍をしてみせる。

続きを表示

2014年9月19日のニュース