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なでしこ ヨルダンに12発圧勝!菅沢、阪口がハットトリック

[ 2014年9月18日 21:50 ]

<日本・ヨルダン>前半、ゴールを決め、仲間に祝福される菅澤(中央)

アジア大会1次リーグB組 日本12―0ヨルダン

(9月18日 南洞)
 韓国・仁川(インチョン)アジア大会の女子サッカーは18日、1次リーグが行われ、連覇を狙うB組のなでしこジャパンは南洞でヨルダンと対戦し、FW菅沢優衣香(千葉)、阪口夢穂(日テレ)がハットトリックを達成するなど大量点を上げ12―0で圧勝、1勝1分けの勝ち点4とした。ヨルダンは1分け1敗の同1。勝ち点4で中国と並んだが、得失点差で首位に立った。決勝トーナメント進出を懸け22日に台湾と対戦する。

 日本はヨルダンとは5月のアジア杯で対戦し、7―0で勝ったが、それを上回る大量点。12点は06年11月30日のアジア大会でヨルダンに13―0で勝利して以来の大量ゴールとなった。

 この日、日本は菅沢が15日の中国との初戦で左足首を負傷したFW高瀬愛実(INAC神戸)に代わり、吉良知夏(浦和)と2トップを組んで出場。菅沢が3ゴール、吉良が2ゴールと結果を出した。

 初戦は0―0のスコアレスドローに終わった日本だが、前半4分、左サイドの臼井理恵(浦和)からのロングパスしをゴール前で受けた川澄奈穂美(INAC神戸)が、左足でゴール右へきっちり決めてゴールラッシュの口火を切った。

 12分には菅沢が、右サイドからの川澄のクロスにヘッドで合わせて追加点。さらに前半20分には、宮間あや(岡山湯郷)からの左CKに、阪口夢穂(日テレ)が頭で合わせて3点目を決めた。32分には阪口、36分にはオウンゴール。前半41分には菅沢がこの日3ゴール目を決めハットトリックを達成、前半終了間際には吉良もゴールを決めえ8―0で折り返した。後半に入っても4分に吉良がこの日2点目を挙げると、15分には宮間、26分には阪口がこの日3得点目、32分には川澄がこの日2ゴール目を決めた。

 B組のもう1試合は中国が台湾を4―0で下し、1勝1分けの勝ち点4とした。台湾は1分け1敗の同1。

 ▼佐々木則夫監督の話 普段よりテンポを速くすることを意識して、泥くさくボールを奪うことをやってくれた結果。90分間ゴールを目指すサッカーに取り組んでくれた。

 ▼川澄奈穂美の話 監督から得点を重ねていけと言われていた。立ち上がりにゴールできたのは良かった。相手の動きが落ちて、攻めやすくなった。

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