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武藤 代表帰りで進化!頭脳プレーから先制点お膳立て

[ 2014年9月14日 05:30 ]

<FC東京・神戸>前半、競り合うFC東京・武藤(右)と神戸・高橋

J1第23節 FC東京1―1神戸

(9月13日 味スタ)
 アギーレジャパン1号弾を決めたFC東京の日本代表FW武藤が早くも進化した姿を見せた。

 日本代表合宿で「パスの精度を上げないと」と今後の課題を口にしていたが、0―0の後半23分、左サイドを高速ドリブルで突破すると、左足の正確なクロスをゴール中央へ。パスを受けたエドゥーのシュートが相手選手の手に当たってPKを獲得し、エドゥーの先制点をお膳立てした。

 左サイドからカットインしてシュートまで持ち込むのは最も得意とするプレー。だが「自分がドリブルすると相手が寄せてくることは分かっていたので、シュートではなくパスを選択した」。注目が集まりマークが厳しくなることを逆手にとった頭脳プレーだった。試合は1―1に終わり「勝ちたかった」と悔やんだが、代表で活躍して一躍スターとなったストライカーは、さらなる躍進へ絶好の再スタートを切った。

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2014年9月14日のニュース