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香川 FW武藤台頭により10月親善試合で“二刀流”テストへ!

[ 2014年9月11日 05:30 ]

10月の親善試合2試合で二刀流でテストされる見通しとなった香川

 故障で今回の日本代表合宿の招集を見送られたMF香川真司(25=ドルトムント)が10月の親善試合2試合(10日ジャマイカ戦、14日ブラジル戦)で左FWとインサイドハーフ(左右MF)の二刀流でテストされる見通しとなった。関係者によると、当初アギーレ監督は香川を左FWで起用する予定だったが、武藤の台頭もあり方針を転換。8月26日の試合で脳振とうを起こし招集できなかったエースの2列目での適性を確認する意向を示しているという。

 インサイドハーフは攻守に高い能力が求められる4―3―3布陣の要となるポジション。今回の2試合では細貝、田中、柴崎の3人を起用したが、合格点のプレーを見せたのは柴崎だけだった。技術、走力を兼ね備える香川が攻撃面でインサイドハーフの資質があることに疑いの余地はないが、問題は守備面。指揮官は、ルーズボールへの反応の早さや球際の強さなどを親善試合でチェックして、今後の起用法を固める方針だ。香川のインサイドハーフでのプレーにメドが立てば采配の幅も広がるだけに、重要なテストとなる。

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2014年9月11日のニュース