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これがJ1の壁…磐田 C大阪に完敗で8強入りならず

[ 2014年9月11日 05:30 ]

C大阪・丸橋(左)と競り合う磐田・駒野

天皇杯4回戦 磐田0―2C大阪

(9月10日 ヤンマー)
 J1クラブの壁は厚かった。磐田は大熊新監督初采配のC大阪に0―2で完敗。06年以来の8強を逃した。

 前半は2度の決定機を生かせなかった。0―1の前半40分、カウンターからFW山崎が左サイドで起点となり、走り込んだDF宮崎へ横パス。切り返して左足で蹴ったシュートはGKの好セーブに阻まれた。2分後にはMFチンガが敵陣でボールを奪い、ゴール前までドリブル突破。両脇にDFを抱えながらGKの正面まで攻め込むも、シュートは放てなかった。

 DF伊野波が6戦ぶり、DF駒野が5戦ぶりに先発復帰。シャムスカ監督は「我々にとって大事な試合。可能性がある限りACLを目指す」と、14日のJ2長崎戦も見据え6日の岡山戦から先発7人を入れ替えた。

 だが、後半も序盤から決定機を許し、19分には右クロスから中央のFW永井に反転シュートを浴び万事休す。「新しいメンバーでコンビネーションに課題が見えた。前半のところで決めきれなかったのが敗因。だが、ポポと山崎とチンガのスピードは生かすことができた」と指揮官。切り替えてリーグ戦に集中する。

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2014年9月11日のニュース