C大阪 ペッツァイオリ監督解任!今季2度目の監督交代、後任は大熊氏

[ 2014年9月8日 14:34 ]

契約解除となったC大阪のペッツァイオリ監督

 リーグ戦11試合勝ちなしでJ2降格圏の16位に沈むC大阪が8日、マルコ・ペッツァイオリ監督(45)の解任を発表した。後任にはC大阪U―18の大熊裕司監督(45)が就任する。強化本部長に、育成などを担うセレッソ大阪スポーツクラブ代表理事の宮本功氏(44)が就任することも併せて発表した。

 カルステン・ラキースヘッドコーチ(43)の契約も解除。小菊昭雄強化部課長(39)とC大阪U―18の田島一樹コーチ(32)が新たにコーチに就任する。

 クラブは6月8日にも今季就任したランコ・ポポヴィッチ前監督(47)を成績不振で解任しているが、J2降格回避のため2004年以来10年ぶりとなるシーズン2度目の監督交代に踏み切った。C大阪は前日7日のナビスコ杯準々決勝第2戦(等々力)で川崎Fに3―2で逆転勝ちし、ペッツァイオリ監督はJ1勢相手に公式戦11試合目で初勝利を挙げたが、2戦合計4―5で初の4強進出を逃していた。

 C大阪の岡野雅夫社長は「現状の成績ではシーズン当初の目標達成ではなく、J1残留という目標にせざるをえない状況となっており、シーズン途中の二度目の監督交代という苦渋の決断に至りました」と解任の理由を説明。「チーム一丸となり、Jリーグでの巻き返しをはかってまいる所存ですので、セレッソ大阪を応援していただいているファン、サポーターの皆様には、引き続き熱い応援をよろしくお願いいたします」とコメントしている。

 大熊新監督はクラブを通じて「クラブの目標を達成させるために、精一杯努力します。ファン、サポーターの皆さんも共に戦っていただけますよう、応援よろしくお願いいたします」とコメントした。13日の柏戦から指揮を執る。契約期間は今シーズン終了まで。

 ドイツ出身でイタリア国籍を持つペッツァイオリ監督は、ポポヴィッチ前監督の解任を受け、6月16日に監督就任。契約期間は今年12月31日までだった。

 2007年から10年にかけてドイツ代表の各年代で監督を歴任し、09年にはU―17欧州選手権で優勝監督になるなど豊富な育成経験を買われ、11年にはドイツ1部ホッフェンハイムの監督に。ワールドカップ(W杯)ブラジル大会で優勝したドイツ代表のFWゲッツェ(22=バイエルンM)はU―17代表監督時代の教え子であることや、5男2女と7人の子どもを持つという私生活でも注目された。

 だが、監督就任後のリーグ戦は0勝4分け5敗と1勝も挙げておらず、チームは11試合連続勝ちなしとクラブワースト記録に「あと1」と迫る。就任時には13位だったが、巻き返すどころか、順位はさらに下がってJ2降格圏の16位と不振にあえいでいる状況だ。

 C大阪はW杯ブラジル大会の日本代表にMF山口蛍(23)、FW柿谷曜一朗(24=現バーゼル)、ウルグアイ代表にFWフォルラン(35)が選出されるなど豊かなタレントを抱え、優勝候補に挙げられて今季をスタート。先月にはブンデスリーガ通算88得点の元ドイツ代表FWカカウ(33)が加入したばかりだった。

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