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アギーレ流“ツンデレ”演出!本格始動で勝負師の一面も

[ 2014年9月3日 05:30 ]

ウルグアイ戦に向けた練習で選手に指示を出す日本代表のアギーレ監督(右)

日本代表合宿2日目

(9月2日 札幌)
 合宿2日目のアギーレ監督が早速、独自の“アメとムチ”を巧みに使い分けた。初めて23人全員が集まった練習前の円陣は約9分間。身ぶり手ぶりを交え「アジア杯に勝つことが重要だが、まずはウルグアイに勝つことだけを考えよう。我々がいいチームであることを証明しよう」と鬼気迫る表情で大号令。勝負師の一面を強く打ち出した。

 練習では、ユニークかつ緻密なメニューが続いた。ボール回しでも最初は4人、次は4対1、5対1、6対4、5対5などさまざまなシチュエーションを想定した練習を短時間で繰り返した。ボールを保持し、主導権を握るポゼッションサッカーを目指すという意図を感じさせた。

 練習後は一転、ジョークを連発して選手を和ませた。指揮官が「サカイが3人いるけど兄弟か?」と言う。酒井高が「兄弟です」とおどける。すると指揮官は坂井に向け「達弥は不細工だから違うだろ!」と言い、笑わせたという。その一方で皆で顔を合わす食事中、ミーティングでは携帯電話を禁止。アギーレ流のアメとムチで練習にもメリハリをつけていた。

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2014年9月3日のニュース