代表招集に影響も…香川に“悲劇”アピールどころか20分で交代

[ 2014年8月28日 05:30 ]

ミルトンキーンズ戦の前半、今季初出場したものの、前半途中で負傷退場するマンチェスターUの香川(中央)

 マンチェスター・ユナイテッドの日本代表MF香川真司(25)が不運なアクシデントに見舞われた。26日に行われたイングランドリーグ杯2回戦の3部ミルトンキーンズ戦にトップ下で今季公式戦初先発したが、相手選手との接触で脳振とうとなり、途中交代を余儀なくされた。試合も0―4と惨敗。クラブでの立場が微妙な中でアピールできずアギーレジャパンへの影響も心配される。

【香川成績 日本代表日程】

 踏んだり蹴ったりとはこのことだ。リーグ杯とはいえ、ようやく巡ってきた今季初先発のピッチで香川に悲劇が起きた。前半8分、相手選手の頭に顔面を強打してピッチに倒れ込んだ。鼻血が出たためピッチ外で治療を受け、いったんはフィールドに戻った。その後、鋭いスルーパスで好機を演出したが、最後までプレーするのは困難。前半20分に無念の途中交代を告げられた。クラブは公式サイトで「脳振とう」と発表した。

 リーグ戦は開幕からの2試合で出番がなく、地元紙では放出か残留かの「最終オーディション」と報じられていた一戦。だが、アクシデントでアピールの場すら奪われた。GK以外、主力を温存した試合は失点を重ねて3部チームに0―4の惨敗。香川の移籍報道も過熱する一方で、移籍先の候補としてユベントスも浮上。Aマドリード、古巣のドルトムントなど複数クラブが獲得の動きを見せているという。

 28日、注目の23選手を発表するアギーレジャパンへの影響も懸念される。クラブの公式サイトは「負傷者リストに入った」と伝えた。負傷後は視界がぶれる症状も訴えていたという。軽症なら問題ないが、脳振とうは全治2週間以上に及ぶものもある。9月5日のウルグアイ戦まで8日、不安は拭えそうにない。

 ファンハール監督は24日のサンダーランド戦の試合後、香川について「ボランチでは私の哲学を満たせない」と発言した。それを受けて、マンチェスター・イブニング紙は「監督から容赦ない一撃を受けた後、試合でさらに痛烈な一撃を顔面に食らった」と報じた。デーリー・メール紙の採点はチーム最低タイの4点。アギーレジャパンのエース候補が、ますます苦境に追い込まれた。

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