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磐田 首位・湘南と分けるも自動昇格圏内へ勝ち点差縮められず

[ 2014年8月25日 05:30 ]

<湘南・磐田>切り返してクロスを上げるMF小林

J2第28節 磐田1―1湘南

(8月24日 BMWス)
 磐田はアウェーで首位・湘南と対戦し、1―1で引き分けた。2位・松本も山形とドローだったため、自動昇格圏内への勝ち点差は7から縮められなかった。

 ブラジルから来た背番号28は、両手を空に突き上げ、膝をついて芝に倒れ込んだ。後半2分、後半からピッチに投入されたばかりのMFチンガがリーグ2戦連発の来日3ゴール目。右サイドからふわりと浮かせた鮮やかな技ありシュートで、先制点をもたらした。

 20日の天皇杯で今季初めて導入した「3―4―2―1」のシステムを継続した今節。前半は相手に自陣でボールを回される場面が多く、シュートはゼロ本。守備陣と前線との距離が開いて全体のコンパクトさを失う中、時に5バック気味となった最終ラインが何とか失点をゼロに食い止めた。

 だが、後半立ち上がりに生まれた個人技の貴重な先制点を守り切れず、15分にFWウェリントンの強烈なミドルシュートでドロー。これで湘南、松本と、前後半戦合わせて4試合で勝ち星が一つもないまま、今季の上位対決が幕を閉じた。

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2014年8月25日のニュース