アトレチコ　レアルに雪辱Ｖ！新加入マンジュキッチ弾守る

＜Ａマドリード・Ｒマドリード＞前半２分、ゴールを決め喜ぶマンジュキッチ（ＡＰ）

　スペインスーパー杯の第２戦は２２日に行われ、昨季リーグ王者のアトレチコ・マドリードがホームで同スペイン国王杯覇者レアル・マドリードを１―０と破り、２戦合計２―１で２９季ぶり２度目の優勝を飾った。前半２分に新加入のクロアチア代表ＦＷマリオ・マンジュキッチ（２８）が挙げた１点を守りきり、昨季欧州ＣＬ決勝で敗れたレアルに雪辱した。

　本拠ビセンテ・カルデロンでは１５年ぶりのレアル撃破。アトレチコが５月の欧州ＣＬ決勝で逆転負けした相手に雪辱した。開始２分、ＧＫモジャ（前ヘタフェ）のゴールキックを起点にフランス代表ＦＷグリエズマン（前Ｒソシエダード）が頭でつなぎ、マンジュキッチ（前バイエルンＭ）がグラウンダーのシュートを決めて先制。新加入３人で挙げた１点を堅守で守りきった。前半２６分に副審への抗議で退席処分となったシメオネ監督は「これはＣＬのリベンジじゃない。我々は常に競争力を持って戦っている」と胸を張った。

　昨季の１８季ぶりリーグ優勝の立役者だったＦＷジエゴ・コスタやＧＫクルトワ（いずれもチェルシー）が抜けても勝負強さは健在。グリエズマンは「このチームに来てよかった」と２５日のリーグ初戦（対バジェカノ）が待ち遠しい様子だった。