J1で差別行為 横浜―川崎F戦の観客、選手向けバナナ振りかざす

[ 2014年8月23日 23:50 ]

 23日に横浜市のニッパツ三ツ沢球技場で行われたサッカーJ1の横浜―川崎Fで、10代後半の横浜の男性サポーターが観客席から選手に向けてバナナを振りかざす人種差別的な行為をしたとして、横浜が当該男性を無期限入場禁止とする処分を科したことが分かった。

 欧州のリーグでも黒人選手に対してサルの好物のバナナを投げ入れる差別的な行為が再三発生している。23日の試合には川崎Fのレナト選手ら黒人のブラジル人選手が複数出場していた。横浜の嘉悦朗社長(59)は「許し難い。差別が疑われるような行為は断固として許さない」として謝罪した。

 4月にはスペインでバルセロナの黒人選手が投げ込まれたバナナを食べてプレーを続けたのを機に、世界的な差別撲滅キャンペーンに発展した。

 嘉悦社長によると、試合中に短文投稿サイトのツイッターなどで行為を知り、この男性を特定して試合後に事情聴取した。本人は意図や対象を明確にしなかったが、クラブは差別的な行為と判断した。既にJリーグに報告し、25日にも詳しく経緯を説明する。

 J1では3月に浦和サポーターが会場内に「日本人以外お断り」を意味する差別的な横断幕を掲げ、浦和が国内初の無観客試合の処分を受けた。

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