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大津250日ぶり公式戦!ロンドン五輪代表、アキレス腱断裂乗り越え

[ 2014年8月23日 12:12 ]

VVVフェンロの元日本代表MF大津(13年2月撮影)

 オランダ2部VVVフェンロの元日本代表MF大津祐樹(24)が22日(日本時間23日)、ホームで行われたデフラーフスハップ戦に先発出場。右アキレス腱断裂の重傷を負った昨年12月15日以来250日ぶりの公式戦出場を果たし「ようやく開幕しました」と待望の復帰を喜んだ。

 大津はチームの開幕第3戦となったこの試合に、4―3―3システムの右MFで先発。後半17分に交代するまで62分間プレーし、1―0での勝利に貢献した。

 250日ぶりの公式戦に「すごくここまで来るのが長かったし、すごく大変だった」と話した大津は、同日、自身のツイッターも更新。「無事に復帰することができました!お世話になった方々本当にありがとうございました」と復帰を報告すると、「チームも勝つことができて本当によかった^_^次の試合ももうすぐなので連勝できるよう頑張ります(*^^*)」と顔文字入りで喜びを表現した。

 大津は昨年12月15日のMVVマーストリヒト戦で右アキレス腱断裂の重傷を負って日本で手術を受け、昨季のシーズン大半を棒に振っていた。

 復帰戦前の21日には自身のブログを更新し、「開幕戦と2試合目は足の状態を完璧にするために欠場しました。明日は3試合目です。公式戦約250日ぶりの試合になります。ようやくこの時がきたなって感じです。今までリハビリや身の回りの事に関わってくれた方々に感謝しています」とようやく復帰にこぎつけた喜びと支えてくれた周囲の人々への感謝の言葉をつづっていた。

 大津は2012年のロンドン五輪に出場したU―23日本代表でチーム最多の3得点を挙げ、4強入りに貢献。翌13年には日本代表デビューも果たし、ワールドカップ(W杯)ブラジル大会のメンバー候補に挙がっていた。アキレス腱を断裂したことでメンバー入りは叶わなかったが、28歳で迎える2016年のW杯ロシア大会出場を目指し、大きな一歩となった。

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2014年8月23日のニュース