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スーパー杯V!Cロナウド ハメス&クロース共演も2発で存在感

[ 2014年8月14日 05:30 ]

2点目のゴールを決めたC・ロナウド(左)に駆け寄るハメス・ロドリゲス(AP)

 欧州スーパー杯は12日にウェールズのカーディフで行われ、昨季欧州CL王者のRマドリードが同欧州リーグ覇者のセビリアとのスペイン対決を2―0で制し、12年ぶり2度目の優勝を果たした。ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(29)が2得点と活躍。新加入のコロンビア代表MFハメス・ロドリゲス(23)とドイツ代表MFトニ・クロース(24)が先発し、それぞれ得点に絡んだ。

 今夏に大型補強を行った“新銀河系軍団”でも、エースは不変だった。昨季の欧州CLでシーズン最多記録の17ゴールを挙げて得点王に輝いたC・ロナウドが、今季公式戦初戦で2得点を挙げてマン・オブ・ザ・マッチを獲得。後半37分に接触プレーで頭を打ったが「少しふらついたけど、勝利の美酒を飲めば大丈夫さ」と笑った。

 新加入したW杯ブラジル大会得点王のハメス・ロドリゲス、同優勝メンバーのクロースがともに先発でデビューし、それぞれ得点に絡んだのが収穫だった。前半30分にロナウドのパスをロドリゲスがベイルにつなぎ、その左クロスからロナウドが先制。後半4分にはクロース、ベンゼマとパスがつながって最後にロナウドが決めた。アンチェロッティ監督は「新戦力を加えてさらに質が上がり、昨季より自信が持てる」と手応えを口にした。

 今季6冠獲得を目標に掲げているロナウドは、最初のタイトルを手にして「最高のスタートを切れた。自信になる」。W杯で活躍したスター2人を中盤に加えた“白い巨人”が、今季も欧州で主役を張りそうだ。

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