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蛍 半月板損傷全治6週間 9・5アギーレJ初陣出場絶望的

[ 2014年8月11日 05:30 ]

FC東京戦で負傷した山口蛍は半月板損傷の重傷だったことが判明

 C大阪は10日、日本代表MF山口蛍(23)が大阪市内の病院で検査を受け、右膝外側半月板損傷で全治6週間と診断されたと発表した。前日のFC東京戦で相手選手と接触し、負傷交代していた。8試合連続未勝利で現在15位と低迷するチームにとって、主将の離脱は大打撃。さらに新生日本代表の初陣となる9月5日の親善試合ウルグアイ戦、同9日の親善試合ベネズエラ戦の出場も絶望的になった。

 J2降格の危機にさらされているC大阪が、さらなる窮地に追い込まれた。主将の山口が大阪市内の病院で精密検査を受け、右膝外側半月板損傷で全治まで6週間を要すると診断された。前日のFC東京戦で相手選手と激しく接触。後半26分に負傷交代し、試合後に病院へと直行していた。

 8試合連続未勝利中で現在15位に沈むチームにとって、日本代表MFの離脱は大打撃だ。山口は今季リーグ戦に全試合先発出場。全3試合に出場したW杯ブラジル大会後も「チームのためにしっかりやりたい」と話し、疲れを見せることなく奮起してきた。戦列復帰が10月以降にずれ込む事態となれば、8、9月のリーグ戦7試合、天皇杯3回戦、ナビスコ杯準々決勝を主将不在で戦わなければいけなくなる。

 本人にとっても大きな痛手だ。11日に来日するアギーレ新監督が率いる日本代表は、9月5日に親善試合ウルグアイ戦、同9日にベネズエラ戦に臨む。4年後のW杯ロシア大会に向け、「いい年齢で迎えられるし主力として出たい」と意気込んでいたものの、負傷により初陣となる2試合の出場が絶望的になった。

 今後はケガの状態を見ながらリハビリする予定。チームとして、そして日本代表としても大きな期待を受ける23歳だけに、今は一日でも早い回復を祈るしかない。

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2014年8月11日のニュース