清水・石毛誓った　ユース時代の恩師・大榎監督に１勝を！

恩師・大榎監督に１勝をプレゼントしたいと徳島戦に向けて調整する清水の石毛

Ｊ１第１９節 清水―徳島

（8月9日 アイスタ）
　清水は９日、ホームに徳島を迎え撃つ。７日は約１時間半の非公開練習で調整。ＭＦ石毛は清水ユース時代の恩師である大榎新監督に「早く初勝利をプレゼントしたい」と誓った。

　高２の３月にプロ契約を結んだ石毛にとって、大榎監督の指導を受けた２年間は、プロへの道を開いてくれた貴重な時間だった。それから約２年５カ月を経て、再び恩師の下でプレーする機会が到来。「練習はきついけど、楽しみながら雰囲気良くやれている。自分には“愛のムチ”が厳しくなると思うけど、ちゃんと受け止めながら調子を上げていきたい」。気持ちも新たに、日々の練習に汗を流している。

　前節ＦＣ東京戦では後半１４分から出場して積極的にボールに絡み、ロングシュートも放つなど奮闘。「難しい試合だったけど、もっとゴール前へ入らないといけないと思った。もっとシュート精度を上げ、相手の脅威になりたい」。まずは新指揮官の初勝利に貢献し、自身も定位置奪回へギアを上げる。