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ペッツァイオリ監督 J初陣黒星も攻撃サッカーで希望の光り

[ 2014年7月16日 05:30 ]

<C大阪・川崎F>前半19分、先制ゴールを決め喜ぶ安藤(中央)らC大阪イレブン

J1第12節 C大阪1―2川崎F

(7月15日 金鳥スタ)
 巻き返しを期すC大阪が敗戦の中に希望を見せた。リーグ戦初陣のペッツァイオリ監督はドイツ仕込みの4―3―3システムで川崎Fに挑み、人もボールも動くパスサッカーで中盤を制圧。前半19分に安藤が先制するとその後も何度も決定機を作った。

 運動量の落ちた後半に立て続けに失点。後半33分には南野が相手を蹴飛ばして一発退場したことも響いて逆転負けを喫したものの、ポポヴィッチ前監督の守備的なサッカーから明らかに変ぼうを遂げた。

 W杯メンバーの山口は「前半はオレらの試合。負けるような試合ではなかった」と振り返った。指揮官は失望の色を浮かべた一方で「3週間で変わってきている。ゴール前でチャンスを作って魅了したと思う」と手応えも口に。休暇明けのウルグアイ代表FWフォルランも急ピッチで調整中。柿谷が移籍した後のセレッソに浮上の予感が漂っている。

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2014年7月16日のニュース