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ファンペルシー不発 2大会連続決勝ならず、延長戦前半で交代

[ 2014年7月10日 11:15 ]

延長前半6分、フンテラール(左)と交代するファンペルシー(AP)

W杯ブラジル大会準決勝 オランダ0―0(PK2―4)アルゼンチン

(7月9日 サンパウロ)
 オランダは10年W杯南アフリカ大会に続く、2大会連続の決勝進出はならなかった。

 エースFWファンペルシーは試合前日、腹痛で別メニュー調整になるなど体調が万全ではなかった。この試合でも持ち前のゴール前での迫力は欠き、シュートを1本も打てず、延長前半途中にFWフンテラールと交代した。

 大会前下馬評が低い中、守備的な戦術がはまッたオランダ。初戦のスペイン戦で、5―1の大勝とその後の快進撃の始まりとなったヘディングシュートを決めたのはファンペルシーだった。第2戦オーストラリア戦でもゴールを決めたが、決勝トーナメント進出後は厳しいマークに苦しみ無得点。

 準々決勝コスタリカ戦、PK戦では自身が1番手で決めたが、今回は最初のDFフラールが失敗。ベンチから見守る表情には、もどかしさが見られた。前回大会では目の前で栄冠に届かず、自身も1得点と納得のいかないものだったが、今回は3得点も決勝への道が閉ざされ、31歳の大会が終わった。

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2014年7月10日のニュース