×

大敗を喫したブラジルのスコラリ監督「人生で最悪の日だ」

[ 2014年7月9日 09:17 ]

ブラジルのスコラリ監督(AP)

W杯準決勝 ブラジル1―7ドイツ

(7月8日 ベロオリゾンテ)
 開催国ブラジルが準決勝でドイツに大敗、悲願の地元優勝どころか、ブラジル代表としてはW杯最多となる7失点の屈辱を味う、歴史的敗戦となった。

 スコラリ監督は試合後「人生で最悪の日だ」と語り、「ブラジルの国民とファンに言いたいことは、自分たちはできることをして、最善と思われることをした、ということだ。我々は素晴らしい技術を持ったチームに敗れた」としながらも「ブラジル代表の歴史でも最悪の負けだろう。戦術を決めたのは私だ。責任は私にある。決勝に行けなくて、ブラジル国民に申し訳なく思う」と謝罪した。

 脊椎骨折で無念の離脱となったネイマールのため、全員が「フォルサ・ネイマール(ネイマール、頑張れ)」と書かれた帽子をかぶって試合会場入りし、背番号10のユニホームを携えてピッチに整列した。しかし、エースを欠いて攻撃も守備もばらばらになってしまい、前半11分に先制点を許すと29分までに5失点。スコラリ監督も「1点目で問題が起きた。手の打ちようがなく、あれで試合は終わった」と語った。

 だが、まだ3位決定戦が残っていることもあり「決勝には行けなかったが、3位決定戦に勝って、3位になれるようにしたい」と何とか前を向いていた。

続きを表示

この記事のフォト

2014年7月9日のニュース