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ネイマール 膝蹴り受けて腰椎骨折…残り試合の出場は絶望

[ 2014年7月5日 09:11 ]

後半、負傷したネイマールは担架に乗せられてピッチを去る(AP)
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W杯ブラジル大会準々決勝 ブラジル2―1コロンビア

(7月4日 フォルタレザ)
 快進撃を続けるコロンビアを2-1で下したブラジル。その歓喜の瞬間をエースのネイマールはピッチの外で迎えた。

 後半43分、背後からコロンビアのDFスニガから腰の上部への膝蹴り受けた。立ち上がることができず、そのまま担架で運ばれ退場。ゆがんだ顔が痛みと悔しさを物語っていた。

 決勝トーナメント1回戦、PK戦の死闘となったチリ戦で太腿を負傷するなど満身創痍の中でのさらなる打撃。ネイマールは病院に搬送され、レンドゲン検査などを受けた結果、第三腰椎の骨折と診断された。チームドクターによれば、手術は必要ないものの、数週間患部を固定する必要があり、W杯の残り試合の出場は絶望となった。

 地元メディアによると、ネイマールは試合後に病院に搬送され、検査を受けた。全治は4~6週間とみられるが、確定にはさらに検査が必要という。

 ネイマールは今大会、チームトップとなる4得点を挙げていた。ブラジルは、主将のDFチアゴ・シウバが累積警告でドイツとの準決勝欠場が決まっており、チームにとっては深刻な事態となった。
 

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