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史上6人目のデビューから5戦連発も…ハメロド 涙の終戦 

[ 2014年7月5日 07:29 ]

ブラジルのダビド・ルイス(右)、マルセロ(左)に慰められるコロンビアのハメス・ロドリゲス(AP)

W杯ブラジル大会準々決勝 コロンビア1―2ブラジル

(7月4日 フォルタレザ)
 1次リーグの日本戦で途中出場から流れを変えるプレーを見せたほか、ここまで4戦連続の計5ゴールで得点ランキングの首位に立つなど、今大会の注目株に躍り出たコロンビアの背番号10番・ハメス・ロドリゲス。その快進撃は準々決勝で止まった。試合終了後、ブラジル選手と健闘をたたえ合いながらも、止まらない涙。悔しさは隠すことができなかった。

 ロドリゲスは「とても残念だけれど、力を見せられたことは誇らしく思う」と語った。

 相手DFの厳しいマークに合い、試合のタクトが振れない中、ブラジルに2点を奪われる厳しい展開。それでも後半35分、PKを冷静に決めて1点差に詰め寄った。デビューから5試合連続となるゴールは、史上6人目の快挙。追いつけないまま終了の笛を聞いたが、それでも見せるところはしっかり見せた。

 名将ペケルマン監督が「これがハメスのW杯になるかもしれない」と称えたほどの輝き。道半ばで終わったが、優勝候補の開催国相手に対しても結果を出し、強烈な印象を刻んで大会を後にした。

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