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W杯開催都市で高架道崩落、2人死亡 道路整備間に合わず…

[ 2014年7月4日 07:46 ]

 サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会の開催都市の一つ、南東部ベロオリゾンテで3日、完工間近の高架の道路が崩落し、2人が死亡、19人が負傷した。地元メディアが伝えた。

 道路はW杯に向けて整備が進められたが、開幕に間に合わず、完成間近だった。ブラジルは2年後にはリオ五輪を控えており、安全なインフラ整備は引き続き重要な課題となる。

 ベロオリゾンテではこれまでに5試合を開催。8日には準決勝の1試合が行われる。

 道路は、車が多数通っていた下の道路に崩れるように落ちた。バスの前部が押しつぶされたほか、乗用車1台が下敷きになった。犠牲者の1人はバスの女性運転手という。工事用のトラック2台も巻き込まれたが、誰も乗っていなかった。

 AP通信によると、現場はW杯の競技場から約5キロ。(共同)

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2014年7月4日のニュース