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オランダにもう一つの“敵” メキシコにとっては“味方”に?

[ 2014年6月29日 21:22 ]

練習中に水分補給するオランダ代表の選手たち (AP)

 オランダ代表は29日(日本時間30日)に準々決勝進出を懸けてメキシコ代表と対戦するが、ルイス・ファンハール監督は対戦相手以外のもう一つの“敵”を危惧している。それは試合会場となるブラジル北部・フォルタレーザの暑さと湿度だ。

 
 オランダ代表はブラジルでの合宿で試合中に一部の選手の体内から4リットルの水分が失われるというデータを把握している。

 「4リットルだよ。想像できるかい?水分補給しないと脱水症状で頭が錯乱してしまうよ。FIFAは試合会場の暑さと湿度を考慮に入れて、試合中に水分補給できる時間を設けてほしいね」とファンハール監督は語り、ブラジル北部独特の気候と試合中の選手のコンディショニングを気にかけていた。

 一方、メキシコ代表のミゲル・エレーラ監督は「我々の国と似ている気候だ。オランダよりも試合会場の気候に適応できるだろう」と暑さと湿度が自分たちにとって有利に働くと語った。

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2014年6月29日のニュース