名古屋がＦリーグ２連勝　森岡、エースの仕事

　フットサルの全国リーグ、ｉｎゼリーＦリーグは２９日、東京・国立代々木競技場で行われ、８連覇を狙う名古屋は府中に４―３で競り勝ち、開幕２連勝した。昨季２位の大分は浜松を７―２で下して２勝目。新規参入のすみだは浦安に２―３で敗れて２連敗となった。湘南と北海道は２―２で引き分けた。名古屋は府中のカウンター攻撃に苦しんで失点を重ねたが、後半１４分に北原が決勝点を奪った。エース森岡は２得点の活躍だった。

　名古屋の森岡が３季連続得点王の力を示した。前半に直接ＦＫを豪快に突き刺して先制点。２―２の後半にはＰＫを落ち着いて蹴りこんだ。

　徹底したカウンターを仕掛ける府中に３ゴールを許したが、エースの２得点もあって２連勝した。「焦らなかったことが勝利につながった。（ＦＫは）狙い通り」と声を弾ませた。

　サッカーのワールドカップ（Ｗ杯）日本代表戦は全てテレビ観戦したそう。３５歳の点取り屋は「次へ向けていい刺激になった」と２年後のフットサルＷ杯を見据えた。