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W杯、米国で記録的な視聴者数 NBA、大リーグ上回る

[ 2014年6月29日 14:23 ]

 国際サッカー連盟(FIFA)は28日、ワールドカップ(W杯)ブラジル大会1次リーグのテレビ視聴者数が世界各国で好調で、特に時差が少ない米国で記録的な数字をマークしたと発表した。今大会の世界全体の視聴者数は、4年前の南アフリカ大会の32億人を超えると予想した。

 FIFAによると、22日の米国―ポルトガルは米国内で2470万人がテレビ観戦した。この数字は米プロバスケットボールのNBA決勝の過去最高を超え、昨年の米大リーグ・ワールドシリーズの平均を上回るという。

 伝統的に野球やアメリカンフットボール、バスケットボールが人気を博す米国での盛り上がりに、FIFAのテレビ部門を統括するエリクソン氏は「米国での圧倒的な関心の高まりは、W杯とサッカーにとって分岐点になる」と喜んだ。

 日本では時差の関係で20日早朝の中継となった日本―ギリシャがW杯の日本戦で過去最低の視聴率だった。(共同)

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2014年6月29日のニュース