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「ブラジル戦に爆弾」 警察サイトに偽メッセージ

[ 2014年6月29日 08:22 ]

 ブラジル連邦警察の短文投稿サイト「ツイッター」に28日、ハッカーが侵入し、サッカーのワールドカップ(W杯)のブラジル対チリ戦が同日行われた南東部ベロオリゾンテの競技場に爆弾があるとの偽のメッセージを掲載した。ブラジル・メディアなどが伝えた。

 連邦警察はメッセージの内容を否定。大きな混乱はなかったもようだ。

 国際的ハッカー集団「アノニマス」のメンバーを名乗る男が12日のW杯開幕前、ロイター通信に対し、W杯のスポンサー企業やブラジル政府機関などのサイトを攻撃したとした上で、攻撃の継続を予告していたが、今回の犯人は不明。

 メッセージが現れたのは試合開始の約30分前。同競技場で爆弾が爆発する可能性があるとした上で「観戦者を避難させることもあり得る」との内容。

 アノニマスのメンバーを名乗る男は11日、ロイターに「特権階級の腐敗したスポーツを奨励するために国民の基本的人権を否定する政府に協力する会社や機関は攻撃の対象になる」と述べた。(共同)

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2014年6月29日のニュース