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ハメ・ロド4戦連発!コロンビア 南米対決制し初の8強

[ 2014年6月29日 06:51 ]

前半28分、ハメス・ロドリゲスの4戦連続となるゴールで、コロンビアが先制(AP)

W杯ブラジル大会決勝トーナメント1回戦 コロンビア2―0ウルグアイ

(6月28日 リオデジャネイロ)
 サッカーのワールドカップ(W杯)第16日は28日(日本時間29日)、決勝トーナメント1回戦2試合を行い、日本と同じC組を3勝無敗で1位突破したコロンビアが、MFハメス・ロドリゲスの2ゴールで、D組2位のコロンビアを2―0で破り、初の8強入りを決めた。コロンビアは7月4日(同5日)の準々決勝で、PK戦の末にチリを下したブラジル(A組1位)と激突する。

 予選では1勝1敗と実力伯仲の南米対決。コロンビアは、日本戦で2ゴールを決めたFWマルティネスが先発し、FWグティエレスとの2トップで攻撃力を強化。相手選手を噛(か)みつく愚行でW杯追放処分を受けたエース・スアレスを欠くウルグアイは、1次リーグ初戦と同じくベテランのFWフォルランが前線に入り、カバーニとの2トップを組んだ。

 手の内を知り尽くしている両チーム。立ち上がりから激しくボールを奪う合う展開のなか、先制したのは徐々にペースをつかんだコロンビアだった。前半28分、MFアギラルからのパスを受けたロドリゲスが胸トラップから左足を振り抜くと、ボールはクロスバーに当たりながらネットを揺らし、4戦連続となるゴールを決めた。

 後半に入っても積極的に攻撃を仕掛けるコロンビアは同5分、ロドリゲスがこの日2点目のゴール。DFアルメロがペナルティエリア左からのクロスに、ファーサイドのMFクアドラードが頭で折り返すと、ロドリゲスが右足でシュート。通算5得点目で、得点ランキングのトップに立った。

 攻撃の核抜きで戦うウルグアイは同8分、フォルランとDFペレイラに代わり、FWストゥアニ、MFラミレスを投入。さらに、22分に3枚目のカードとなるFWエルナンデスを送り込み、反撃に出るが、コロンビアがGKオスピナを中心に守り切り得点を与えなかった。
 

 

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